アロマオイル 通販 TOP > シダーウッド 精油の解説


樹木類のアロマオイルは、葉から抽出される場合と、
木部から抽出される場合があります。

原料が葉であれば、清々しく爽やかな香りになりますし、
木部であれば、深みのある落ち着いた香りになります。

2つをブレンドすることで、森林のような香りを作ることもできます。
葉はトップノート、木部はミドル〜ベースノートとなるでしょう。


木部の香りとして、分かりやすいのが、シダーウッドです。
シダーウッドは常緑針葉樹の高木です。


鉛筆を削ったときや、家具のような、乾いた木の香りがします。
どこか懐かしさを感じる香りかもしれません。

葉や液果から抽出されるサイプレスやジュニパーとは香りの違いがはっきりと分かります。
シダーウッドは高価なサンダルウッドの代用としても使われることがあります。



シダーウッドには2種類のアロマオイルがあります。

ひとつは、レッドシダーとと呼ばれるヒノキ科のバージニア、
もうひとつは、ホワイトシダーと呼ばれるマツ科のアトラスです。

どちらも木部を水蒸気蒸留することでアロマオイルが抽出されます。


どちらも同じような作用を持ちますが、バージニアのほうがよく使われているようです。
アロマテラピーとしては穏やかなアトラスが使いやすいようにも思います。


シダーウッドは呼吸を落ち着かせ、リラックスさせてくれるでしょう。


シダーウッドのよく知られたエピソードに、
古代エジプトのミイラの防腐剤として使用された、という話があります。
この時代、芳香植物は浸出油として用いられていました。

また、薫香という方法で、呪術的な儀式にも使われています。
香料として活用された種類としては最も古い分野に入るかもしれません。



シダーウッド バージニア 10ml


シダーウッド アトラス 10ml



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