アロマオイル 通販 TOP > プチグレン 精油の解説


アロマオイルは通常、植物の特定の一部位から抽出されます。

芳香成分を含む部位を採取し蒸留するのが基本ですが、
たとえ、植物からとても芳しい香りがしたとしても、梔子のように
そもそもアロマオイルが抽出できない種類も存在します。


そんななか、オレンジの木は特殊といえるかもしれません。


オレンジの木からは、果実からオレンジ、花からはネロリ、
枝葉からはプチグレンが得られるのです。


オレンジやネロリの香りは良く知られていますが、
プチグレンはそれほど耳にする機会はありません。
(ネロリはオレンジフラワーと呼ばれていることもあります。)


プチグレンは柑橘と花の中間のような香りがします。
独特のグリーンな芳香があります。

単体で使われるよりも、ブレンドで使われる機会が断然多いのですが、
それは、トップノートとベースノートをうまく繋げる特性があるためです。

ブレンドの際、なかなか調和しないことがあります。
そんなとき、プチグレンは香りをマイルドにさせてくれるのです。

香りのハート(核)といわれることもあるようです。

入れ過ぎるとプチグレンの香りが強すぎとなり、全体の香りを打ち消してしまうので、
バランスよく調整しましょう。


アロマオイルのブレンドは、トップ、ミドル、ベースの三段階を意識しながら調香していくと、
より楽しめるでしょう。

オレンジやレモン、グレープフルーツのような揮発の早い種類はトップ、
サンダルウッドやパチュリー、ベチバーなどの重たい香りはベース、
その中間はミドルとなります。

トップばかりブレンドすると、香りはすぐに飛んでしまいますし、
ベースばかりにすると、なかなか香りが広がりません。

香りの移行が楽しめるようにブレンドしてみましょう。



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