アロマオイル 通販 TOP > ベチバー 精油の解説


香りは記憶と結びつくといわれます。
ふと漂ってきた香りから、過去の鮮明な記憶がはっきりと浮かび上がるという反応は、
小説「失われた時を求めて」の著者から「プルースト効果」として名づけられています。

果たして、この無意識的反射は、小説ならではのエピソードでしょうか。

視覚、聴覚、味覚、触覚、嗅覚の五感のうち、
ホルモン分泌や体温調節などの本能を司る脳の部位と直接に結びついている感覚は、
嗅覚のみです。

その他の感覚器は大脳の知的な部位に信号が送られ、体に指令を出しますが、
嗅覚を通しての刺激はダイレクトに本能的な反応が起こるのです。

例えば、おいしそうな食事の香りからは唾液が分泌され、食欲が増進されますし、
逆に腐りかけた食べ物のにおいからは、吐き気といった拒否反応を起こします。


アロマオイルの活用で、記憶が呼び起されることがあります。

天然のアロマオイルは自然からの恵みからと考えてみると容易に納得できるはずです。
最も特徴的なのは、大地を思わせる土の香り。

現代の道路はアスファルト化されていますが、
幼少期に自然に触れて育った方は、土のにおいで懐かしい感覚が呼び起されるでしょう。

そこでおすすめのアロマオイルがベチバーです。

もちろん原料は土ではありません。
ベチバーは熱帯性の地域に育ちますが、イネ科の植物の葉から抽出されますが、
その香りは、本当に土を思わせます。


精神的には、気がはやるときや緊張しているとき、
地に足をつけるように、気持ちを落ち着かせるでしょう。

単体よりはブレンドのベースノートしての活用がおすすめです。
香りに深みが増し、持続もするでしょう。
少量でもじわじわ長く香りが続きますので、容量には注意が必要です。


ベチバー アロマオイル 10ml


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