春になると、花の香りが漂い始めて気分が高揚しますよね。これがまさしく植物の香り効果です。香りには心へのうれしい働きがあります。

香りは嗅覚でとらえて、脳で処理するんですけど、その脳の場所って、感情やホルモン分泌を司る領域なんですね。五感のなかでも直接結びついてるのは嗅覚だけです。

この体の仕組みから、アロマを使ってストレス対策ができます。難しい知識よりも、直観的な感覚のほうが勝るはずですね。

「じゃあ、香りならなんでもいいのでは?」という結論になりそうですが、じつはもう少し奥が深いです。

合成香料でも、低グレードの精油でも、快適であれば香りの恩恵は得られますが、植物療法的な効果は一切ないか、かなり薄いんですね。アロマテラピーって、芳香療法のことなんですけど、今は何でもアロマなので、本来の魅力が半減してるような気がします。

私の考える魅力とは、実際に「心身が快適になること」に尽きます。心や体のためにアロマテラピーをするなら、確かな精油を使ったほうがいいに決まってるわけです。

眠りの質を高めたいとか、イライラを抑えたいとか、記憶を高めたいとか、お客様が最初にアロマに興味をもった目的を達成できるとうれしい限りです。

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