

ジュニパー アロマオイル
~ チャレンジしたいときの精油 ~
ジュニパーの正式名称はジュニパー ベリーです。ジュニパーの液果(ベリー)という意味です。お酒のジンの香り付けとしても使われています。
フランスの病院では、ローズマリーとジュニパーの小枝を焚いていたことがよく知られています。
ジュニパーと相性が良い精油は同じヒノキ科のサイプレスでアロマセラピストもこのブレンドを好みます。 商品詳細
学名 : Juniperus communis
原産国 : クロアチア
科名 : ヒノキ科
抽出部位 : 樹果
抽出方法 : 水蒸気蒸留法
揮発度 : ミドルノート
容量 : 10ml

~ チャレンジするならジュニパー精油 ~
環境の変化って勇気がいりますよね。それは主体的なときもあれば、受動的なときもあります。
受動的な行動はネガティブに捉えられがちですが、大切なのは「自分がどのように受け止められるか」ということだと思います。
人から何かを命じられたときでも、感情だけは主体的に選んでいるはずだからです。
ジュニパーはチャレンジ精神を与えるアロマオイルといわれています。
私がアロマテラピーの勉強を始めたとき、このキーワードが強く印象に残りました。ちょうど変化を選び、挑戦するタイミングだったのかもしれません。
お店を経営していると、乗り越えないといけない難関がいくつも出てくるのですが、私はその都度、ジュニパーの香りから積極的に勇気をもらっていました。
鋭い森林の香りが感覚や判断を研ぎ澄ませてくれるように思えたんですね。香りと感情が結びついていると実感できる瞬間です。
実はというか当然ですが、このようなキーワードには、さっぱり化学的根拠はありません。ギリシャ神話や中世のエピソード、西洋占星術などから生まれる迷信だったりするのです。
または、ジュニパーベリーは、お酒のジンの香りづけとしても使われていますから、そこから派生したのかもしれません。いわゆるお酒の勢いというやつですね。
いずれにしても迷信的なストーリーは意味がないと、ひとえに片付けることはできません。
香りと感情が結びついているのは事実ですし、なにより「アロマキュア」が証明しています。
実際に私がさまざまな難関を10年以上乗り越えることができたからこそ、このお店が存在するわけです。
と言いながら、お店が存続できている本当の理由は、お客様からの支持のおかげ。やっぱり単なる迷信なのでしょうか?
ジュニパーの詳細
ジュニパーはヒノキ科の常緑樹です。秋になると球果をつけます。実は熟すまで2,3年かかり、熟した実のみが収穫されます。精油は実のみを蒸留するジュニパー ベリーと、実と葉、小枝を一緒に蒸留するジュニパー ブランチがあります。
古代エジプトでは儀式や病気のときに備えて、聖なる煙を意味するキフィと名付けられた香料を作りました。キフィには色んな処方がありますが、どれもジュニパーが含まれています。
フランスの病院では病棟でジュニパーとローズマリーの小枝を焚いていました。 オランダではアルコールにジュニパーの実を漬け蒸留した薬用酒が作られましたが、今ではジンと呼ばれ有名になっています。